北京冬季五輪にフィギュアスケート日本代表として出場した羽生結弦選手。
北京五輪閉幕と共に、羽生結弦選手が引退するという報道が出ており、ファンが騒然となっています!
今回は羽生結弦選手の引退報道が出た理由と、引退後の生活について紹介します。
羽生結弦選手が引退する理由は3つ!

2014年のソチオリンピック、2018年の平昌オリンピックで2大会連続金メダルを獲得した羽生結弦選手ですが…近々引退発表があるのでは!?と話題になっています。
一体なぜ、引退という言葉が出てきたのでしょう?理由が3つあったので紹介します。
北京五輪の結果4位
3大会連続金メダルを期待されていた羽生結弦選手でしたが、北京オリンピックの成績は4位入賞に終わりました。

羽生結弦選手はインタビューでこれ以上無いくらい頑張ったと答えています。
「全部、出し切ったっていうのが正直な気持ち。あれが僕のすべてかな」
金メダルを獲得した前2大会よりも努力をした結果、メダルに手が届かなかった…ということから現役を退くという報道が出たんですね。
2019年、羽生結弦選手は自分にとって
負けは死も同然
と表現されています。それくらい1位にこだわっているんですね。
つまり、今回の北京オリンピックでの4位という成績は自分で納得ができない=引退につながったようです。
ケガの再発
北京オリンピック、フリー演技前日の練習で足首を捻挫していたことを公表した羽生結弦選手。今回のケガは10日間の絶対安静が必要とドクターからの指示があったことが分かりました。

羽生結弦選手は今までに何度も足首をケガしていますし、なったのは再発しやすい足首関節靭帯損傷というケガです。
何度も同じ箇所を捻挫しているアスリートは、その関節部分が緩くなっている傾向があります。
関節が緩くなり、捻挫癖がついてしまって引退する選手は少なく無いそうです。
羽生結弦選手も過去に何度も足首を故障しており、今回の北京オリンピックでのケガが引退へ追い込む最後の一撃になってしまったのではないでしょうか。
選手寿命
2022年2月現在、27歳の羽生結弦選手。

フィギュアスケートは男女共に引退年齢が非常に若いスポーツです。羽生結弦選手も引退を考慮する年齢ですね。
過去にオリンピックに出場した男子フィギュア選手5人の引退年齢をまとめました。
引退選手 | 国 | 引退年齢 |
ステファン・ラビエール | スイス | 24歳 |
ジェフリー・バトル | カナダ | 26歳 |
アレクセイ・ヤグディン | ロシア | 23歳 |
本田武史 | 日本 | 24歳 |
アダム・リッポン | アメリカ | 28歳 |
平均:25歳 |
平均引退年齢は25歳
羽生結弦選手の引退後の仕事

フィギュアスケート現役選手を引退と言っても、まだ27歳と若い羽生結弦選手。今後はどのフィールドで活躍していくのでしょうか?注目されている引退後の動向についてまとめました!
プロスケーター
羽生結弦選手、実は以前プロ転向を表明していました!
「小さいころから決めていた。自分のなかでソチで(金を)取って、平昌で取って終わり。そこからプロをやろうと決めていた」
当時20歳だった羽生結弦選手は、23歳でプロへ転向すると語っています。この頃から競技を引退し、プロスケーターになると語ったのには2つの理由がありました。

①精神面
2014年のソチオリンピックでフィギアスケート日本男子初の金メダルを獲得し、世界の頂点を勝ち取った事で、19歳だった羽生結弦選手は競技自体に満足してしまったと言います。
②金銭面
現在は競技者としてスケート連盟に所属しているため、CM契約、アイススケートショー等、全てのギャラを連盟と折半しなければならないのです。
プロになった場合、ギャラは全て自分のものになります。
しかし、羽生結弦選手がお金にこだわる理由は、自分のためでは無いようです!
羽生結弦選手は出身地である宮城県仙台市で東日本大地震の被害に遭われています。甚大な被害を受けた故郷に、多額の寄付をされているそうです。
著書で得た印税約2500万円をアイスリンクに寄付
ソチ五輪での金メダルの報奨金600万円もすべて被災地に寄付
すごい額の寄付ですね!自分の故郷にこんなに貢献出来るって素晴らしい事ですね。頭が下がります。。。
高橋大輔 織田信成 佐野稔
コーチ

平昌オリンピックで金メダル2連覇を成し遂げた翌日、羽生結弦選手は自身がコーチになる夢を語っています。
「世界中、いろんなところを周りながら、スケートで本気で1位を目指している人の手助けができたらと思う」
いつも冷静な雰囲気の羽生結弦選手だったら、とても良いコーチになれそうですよね。
フィギュアスケートという競技で選手としていちばん上のところまできたと胸を張って言える。
オリンピック2連覇を達成された羽生結弦選手は間違いなく一番上です!フィギュアスケートをしている誰もが羽生結弦選手に指導を仰ぎたいと思っているでしょうね。
本田武史 濱田美栄 長光歌子
IOCアスリート委員

2019年、羽生結弦選手はIOCのアスリート委員に興味を持っていると報じられました。
引退後は、冬季五輪の誘致活動に精力を注ぎ、地元・仙台でフィギュアの大会を開催したいという希望を持っている
とも話しています。
2大会連覇を達成した羽生結弦選手が委員になれば、仙台への冬季五輪招致も夢ではないですね!
太田雄貴(フェンシング)
羽生結弦選手の引退はただの噂
羽生結弦選手は北京オリンピック後の会見で現役続行を発表しました。

4年後のミラノ/コルティナ・ダンペッツォ五輪に向けて「また滑ってみたい気持ちがある」
羽生結弦選手にとって4度目となる五輪への挑戦宣言ですね。引退の噂が飛び交っていますが…しばらくは現役を続行する可能性が高そうですね。
五輪って特別だなと思いました。怪我をしてても立ち上がって挑戦すべき
とも語っています。SNS上では「引退はいやだ!」「まだ見たい!」と、現役続行を指示するコメントが多数寄せられているようです。

まとめ
今回は羽生結弦選手の引退報道が出た理由と引退後の生活について、また引退報道の真偽について調査しました。
羽生結弦選手は北京オリンピックでの成績や怪我、選手年齢寿命等から、引退報道が出てしまいました。
引退後の仕事としては、プロへの転身、コーチ、IOCのアスリート委員等が考えられますが…今回の引退報道はあくまで噂であり、現役を続行される可能性が高いようです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。